「コミックビブリオバトル in 荻窪」公式レギュレーション

2018.7 コミックビブリオバトル事務局により公開
2018.11 ルール一部改定、荻窪でのライブイベントに合わせる
2019.2 ルール一部改定、荻窪でのライブイベントに合わせる
2019.7 事前報告やデータ提出の期限について追記

※本レギュレーションは、コミックビブリオバトルin荻窪 主催者である
・劇団ClownCrown
・山本ノブひろ
により考案、公開、随時更新されています。

1,イベント趣旨と「評価」について

■ 「コミックビブリオバトルin荻窪」は、オーディエンスの「得票」を競い合うゲームである。
・勝利条件や競争の定義は、各ライブによって異なる場合がある。
(例:得票により一位を決めるライブ、対抗戦で勝利を目指すライブ、プレゼン力が重視されるライブ、など)

■ 評価基準は、各々の主観に則った「その作品が読みたくなった度合い」によること。
・得票のシステムは、開催会によって異なる場合がある。
( 例 :挙手、投票、ポイントシートによる集計など)

2,「題材」の選出とエントリー

■ 1度のプレゼンテーションで「1作品」を書評すること。
・シリーズ化されている場合は、原則として、シリーズのいずれか1作品を選択すること。
・複数作品を一度にプレゼンテーションしてはならない。
・ひとつの作品の魅力を表現するためであれば、プレゼンテーション内で「関連する別の漫画」や「漫画家」の話題を用いてもよい。
(例:この作家のデビュー作が○○というやつで/連載していた頃、同じ雑誌では△△がちょうど連載されていて)

■ 評論の対象は「作品」であること。
・特定のキャラクターや、特定のエピソードの論評を競い合うものではない。
・そのうえで、「作品」の魅力を伝える手段として、プレゼンテーションの内容は「特定の回」や「特定のキャラクター」だけにフォーカスしてもよい。

■ 「バトラー」としてプレゼンテーションを希望する際は、題材とする「1作品」を事前に選び、事務局に報告すること。
・原則、バトラーが希望した作品で登壇できる。
・同日の公演で、同じ作品を希望するバトラーが重複した場合、事務局より事前連絡、相談の上で決定する。

・公演の趣旨により、「作品のジャンル」や「作品」を限定し、事務局から扱う作品をバトラーに依頼する場合もあります。

■ 場合により「当日飛び入り」を認めます。
・公演の趣旨、当日の状況により、主催者の権限にて「飛び入り」を実施する場合がある。
・飛び入り枠の有無は、イベント当日に判断するものであり、事前の保証はありません。

3,題材とする【作品】の定義

■ 題材は「漫画」「コミック」として書籍が【出版】されている、または出版物に連載されている【作品】であること。
・電子書籍/紙書籍は問わない。
・自費出版/出版社刊行、短編/長編、単著/共著は問わない。
・コミカライズ作品(元となる原作が小説や映画、アニメを元とした漫画化)も題材とできる。

例:
フイルムコミック『も◯のけ姫』 【OK】出版物として漫画の体裁である
『小説版 ジョジョの◯妙な冒険』 【NG】
『コミックス版 機動戦士ガンダムSEED』【OK】

4,「コミックビブリオバトルin荻窪」トーナメント構成

■ ライブイベント「コミックビブリオバトルin荻窪」は、
一回戦「ストレートバトル」と、決勝ラウンド「即興バトル」の2部構成とする。

・事前に資料やスライドを準備できるのは、一回戦「ストレートバトル」で扱う1作品だけです。

・一回戦「ストレートバトル」の勝者は、決勝ラウンド「即興バトル」に参戦いただきます。

5,一回戦「ストレートバトル」プレゼンテーションルール

■「1度のプレゼンテーション」で書評できるのは「1作品」である。 

■原則、プレゼンテーションは「4分以上」「5分未満」とする。
・5分ちょうどにクローズ鐘が【5回】鳴る。
クローズ鐘をもって強制終了とする。

・4分経過するまでは、中途終了することができない。
・4分経過後は、「以上です」を合図にプレゼンテーションを終了することができる。

■ 登壇にあたり、題材とする「作品」の「キャラクターデザインが分かるもの」を1つ以上持参し、手に持った状態で登壇すること。
( 例 :単行本を一冊、電子書籍をリーダーで、タブレットの中のキャプチャ画像で、ポスター、グッズ等)

■ 小道具、音響、など「演出上のオプション」は自由に利用可能とする。
・自己責任にて持参、撤収できるものであれば、小道具や衣装の持ち込みは可能。
・利用後の廃棄やごみの処理等はプレゼンターの責任で行うこと。

・音響、鳴り物は「自分の手元で鳴らせる」ものであれば、自己責任いて持参、撤収できるものであれば自由に利用可能。
・会場の音響を利用したい場合は、主催者側に事前相談すること。相談なく当日に持ち込んでも会場音響は利用できない。

■ PowerPoint、Keynoteなど「スライド投影」は事前連絡、事前データ提出を前提に可能とする。
・設備の都合上、利用したい場合は必ず事前に連絡すること。事前連絡のない場合のスライド投影は認められない。
・原則として、機器利用の依頼は、イベント開催日の前日の24時までに必ず行うこと。

・原則として持ち込みPCは利用できない。会場設備のWindowsPCにデータをコピーして利用すること。
・Windows版のPowerPoint、もしくはPDFデータでのデータ提出とする。
・データ提出の最終期限は「イベント当日の開演5分前」とする。
・データの提出は以下のいずれかの方法で行う。
1,メール、LINE、フェイスブックメッセージ等での事前の添付
2,イベント当日のUSBメモリでの持ち込み

・スライド投影の際には、レーザーポインター(スライドめくり機能つき)を利用可能。

5,決勝ラウンド「即興バトル」プレゼンテーションルール

■ 司会者が提示する「テーマ」に沿って、バトラーは1作品を「提案」する。

・「テーマ」は即興バトル直前に、その場で提示される。
・バトラー一人ひとりに、個別の異なる「テーマ」が提示される。

・「テーマ」は、漫画のジャンルやカテゴリではなく、漫画に対する「文化的側面」や「シチュエーション」を提示する。
例:
✕ スポーツ漫画、歴史もの(ジャンル・カテゴリであるため、提示しない。)
◯ オトナになった今 読み返したい漫画、何度読んでも泣いてしまう漫画
(シチュエーションや文化的側面から、自分の感性で選択する)

・バトラーの取り上げた作品が「テーマ」にどれほど即しているかどうかを査定することはしない。バトラーの判断に委ねる。

■「1度のプレゼンテーション」で書評できるのは「1作品」である。 

■ プレゼンテーション時間は、2分から3分を基準とし、イベント毎に指示する。
・指定時間ちょうどにクローズ鐘が【5回】鳴る。
・クローズ鐘をもって強制終了とする。

■ ストレートバトルと同様、「最短時間リミット」を設ける場合がある。
・最短時間リミットを経過するまでは、中途終了することができない。
・経過後は、「以上です」を合図にプレゼンテーションを終了することができる。

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